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怒り心頭
今日もバレンボイム・ベルリンシュターツカペレのベートーヴェンブルックナーツィクルスの演奏会。
6日間でベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲(バレンボイム氏の弾き振り)+F.P.ツィンマーマンによるヴァイオリンコンチェルト、ブルックナーの交響曲4から9番を一気に演奏するという、企画。
ちなみに今日はベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番と、ブルックナーの交響曲5番でした。

タイトルに「怒り心頭」、と書きましたが、何にって。

お客さんのマナーについて。

それも、日本人の。


まあこのような企画ものだったり、音楽祭的なものだったりすると、音楽愛好家らしき日本人が、たくさんやってきます。

まぁ、そのアクティブさだったり、そういうものにお金をかける日本人の性質は、とてもいいものだと思うのですが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

前置きしておくと、バレンボイム氏は無断で写真を撮られることをものすごく嫌います。
よくあからさまに怒ったり、
怒りのあまり退場したり、
舞台に出てきてくれなくて、スタッフの忠告アナウンスが入ったり、
自ら声を上げて注意したりし、2回やったら許さないぞ、的なことをいつも言っています。

ベルリンの聴衆はそのことをよく知っていますし、
知っている人は彼にカメラを向けることは絶対ありませんが(オコルトコワイ・・・・)

でも、これは、バレンボイム氏に対してだけでなく、
絶対にするべきでない行為です。

なぜなら、撮られる人間に対して、ものすごく失礼にあたるからです。

どういうことだかわかりますよね?
ちょっと考えたら、わかりますよね?


それがですね。
今日の演奏会。

特にバレンボイム氏はカメラで撮られることを嫌いますので、
いつもに増してそこらじゅうに「撮影禁止」の張り紙。
係員も、写真を撮ってる人に対してマメに注意をしていました。

ところがどっこい。

始まるまえから、ビカビカ光るカメラのフラッシュ。

あげくの果てには演奏中にまで!
超絶美しい超絶ピアノの最中にも

ビカッ、ビカッ

私はもう本当にいらいらして、光の放たれる方向を目を凝らして見ると。

みんな日本人なんです!!!!!!!!!!!!!

もう泣きたくなりました。

みなさん、何をしに来ているのですか??

日本人って、いつのまにこんなに無神経になってしまったんですか???

フィルハーモニーという音楽の殿堂で、夢の演奏会を聴けた喜びはもちろんわかります。

でもそんなのって、あまりに無神経ではありませんか??
それが無神経だということにも気づかず、
じゃ、私も撮ろう、じゃ、私も。。。。と連鎖反応的に皆さんで撮りまくる・・・・
みんなでやれば、怖くない、なんですか??


私は写真を撮ることは、ひとつの趣味です。

でも最近すごく思うのは、
日本人はカメラに依存しすぎです。
ベルリンはもちろん観光地ですから、たくさんの人が訪れますが、
日本人はすぐわかるんです。
みんな、カメラ片手に、ひたすら写真を撮ることだけに熱中しているから。

それを見ていつも思うのですが、
きっとみんな、カメラのファインダー越しの世界しか見えてないんだろうな、って。

どうして、
肉眼で見たもの、
触った感触、
聞こえてくるもの、
温度、
風の色

そういう五感をとおして感じたものを、身にしみこませようとしないんだろうと。

それが忘れ去るものならば、その程度のものだと思うのです。

でもそれでいいとも思うのです。

そういうものだから。


話は少し広がりましたが。

日本人であることを心から恥じた、今日でした。
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【2010/06/22 08:20 】 | コンサート | コメント(1) | トラックバック(0) | page top↑
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