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醍醐味
ピアニストは、ショパンとシューマンを弾く幸せがあって、うらやましい、と思っています。
それならば、リストやラフマニノフだって、という声もありそうですが、
ショパンとシューマンの、自己との対話から生まれる、とてもプライヴェートな、他人に媚びない音楽が、無性に好きなのです。

もちろん、シューマンは3つのヴァイオリンソナタはじめ、ヴァイオリンのための作品を書いていますが、
私個人としては、そのある一部のピアノソロの作品とは、ちょっと違う位置づけの印象なのです。

そもそも、それらの音楽において、自分ひとりで完結するか、ふたり以上の人間でつくられるのか、そこには大きな違いがあり、(他人同士の「コミュニケーション」の有無)
逆に言えば、
シューマンやショパンのそれらの音楽は、外の風が吹いたら、かき消されてしまいそうな儚さとナイーブさ、時に他人に邪魔される隙のない、深みや個の世界をたくさん含んでいて、その空気に、酔うのです。

前の記事でバッハのマタイについて書きましたが
私はバッハを弾いているとき、言いようもなく幸せです。
ああ、ヴァイオリンを選んでよかった、と思う瞬間。
やっぱり6つのソナタとパルティータは私たちにとってかけがえのない宝ですし、
その他のトリオソナタや、コンチェルトや、宗教曲などオケの作品にしたって、
ヴァイオリンを弾くことの喜びをひしひしと感じさせてくれるのです。

どんなに心が乱れれている時でも、私はヴァイオリンを手に取ると、ひたすら黙々とバッハを弾きます。
そうすることで、心が研ぎ澄まされていくのが、手に取るようにわかります。

ピアニストもうらやましいけれど、バッハを弾くならやっぱりヴァイオリン。
そう思っています。
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【2010/04/25 05:34 】 | 音楽 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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