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シューマン、200歳の誕生日。ツヴィッカウ旅行記
今日はシューマン200歳の誕生日。
シューマン好きとしては、何ともわくわくなこの日。
何かしたい!!と思い、友達を集めてパーティーでもしようかと思いましたが、せっかくドイツにいるのですから、ここはひとつ、ね!
というわけで、シューマンの生誕地、ツヴィッカウに行ってきました。
ツヴィッカウは、ライプツィヒやドレスデンがあるザクセン州の南部に位置し、チェコとの国境に程近いところにあります。ベルリンから、電車で3時間ほど。
まずはICEでライプツィヒへ。
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ライプツィヒもシューマンにとってもっとも重要なゆかりある街ですが、今回は素通り。
ライプツィヒは大好きな街ですからね、またゆっくり。

きっと今日は世界中のシューマンファンがツヴィッカウに集まるでしょうから、ツヴィッカウ行きの電車は、朝の山手線顔負けの混雑ぶりに違いない、、、
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と、意気ごんでいざ電車に乗り込むと・・・

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まさかのがらんどう・・・

えっ、えっ・・・・

世界のみなさん、意外とツレないのですね。。。

一人で一両、一人占めさせていただきました。

あー、のびのび。

まぁ、ツヴィッカウに着いたら、人々がわらわらといるはず。
お誕生日ですからね。

ライプツィヒからツヴィッカウの間は、ひたすらのどかな田園風景。

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さて、ついにツヴィッカウに到着!!

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がらーーーん。。。

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がらーんがらーん

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がらがらがらーーーーん

え、お誕生日だよね??
ここは本当にツヴィッカウ?と不安になりました。
ツヴィッカウって、他にもあるみたいなので。

でもしばらくふらりふらりと歩いていると、そばをトラムが走り、車両にシューマンとクララの絵が書いてあったので、思わず、ほっ。
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地図を頼りに中心地に向かって歩いて行くと、やっと人が現れました。
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オレたち犬・・・

シューマンの生家は本当に一番中心になっているHauptmarkt(中央広場)にあり、すぐに見つけることができました。
今はシューマンハウスとして博物館になっており、シューマンとクララの遺品や資料が豊富に展示されています。
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リボンの付き方が中途半端・・・・

早速、中をのぞいてみると、あらまあすっからかん。
きっと今日は大混雑で、入場にスプラッシュマウンテン並に並んだり、入ることはできても、もう満員電車状態で、何も見られないだろうから、またいつか出直そうと思っていたので、拍子抜けしましたが早速見ることに。
中は写真撮影ができなかったのですが、写真でしか見たことのない物品や、本でしか読んだことのない手紙のオリジナルが、あれもこれも、と並べられていて、大興奮。
時間はたっぷりあったので、手紙をひとつひとつ読んだり、ひとつ部屋を進んではまた戻ってみたり、誕生日とあって、入れ替わり立ち替わり、テレビの取材が入っていたので、それをじろじろ眺めたり、館員の方が弾くクララのピアノの音にワクワクしたり、シューマンの気分になって窓の外を眺めてみたり。

肉筆のものを見るのって、何だか特別なものを感じませんか?
肉筆の楽譜や手紙を読んだ時、歴史上の人物の体温が、ふわああっとよみがえってくるのです。
あと筆跡というのはその人の人間が出ますね。
シューマンの場合はまさに!という感じで、彼の音楽そのものだと強く思いました。
具体的には、どう表現したらいいかわからないけど・・・


この生家(博物館)、普通といえば普通の一軒家ですので、そんなに広いわけではないのですが、気づいたら3時間以上時間が経っていました。

シューマンが生まれた部屋は、日の当たる角の部屋で、今はシューマンが使っていた家具類が置かれ、真ん中には、クララがライプツィヒ・ゲヴァントハウスでデビューした時に使ったというグランドピアノが置かれており、研究員の方が弾いて下さったのですが、何とも味わいのある音で、素敵でした。
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シューマンの両親は、文学に理解が深く、いわゆるとても「きちんとした」家庭であり、また経済的にも極めて安定していたし、のちにシューマンが「心のこもった愛情あふれる教育を受けた」と言っていたように、このツヴィッカウの家で、とても充実した幼少時代を過ごしていた、という風景が、その家に行ってみることでより実感として感じることができました。
他にも、街の雰囲気、建物、人間、空気、風土、そういうものが全てシューマンという人間の基盤にあること、そう考えると、いろいろ合点がいくというか、想像が容易になったことが、今回の旅の大きな収穫でもありました。

さて、シューマンハウスを出て、すぐそばの「Dom」と呼ばれる聖マリエン教会へ。
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ほれぼれするような、趣ある教会でした。
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ここでばったり友人に会いました。
実は今日は、バレンボイム氏率いるStaatskapelle Berlinが、オールシューマンプログラムを持って来ており、彼はその一員として来ていたのでした。
彼以外にも、私の学校は多くの教授がStaatskapelleのメンバーなため、あっちにもこっちにも、オーボエの彼もクラリネットの彼もトロンボーンの彼も、、と教授陣が街中でお会いし、どぎまぎ。

その後、そのHauptplatzにある「夢見るシューマン像」に近づくと、さすがにここは人でごった返していました。
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赤いばらをおいてきましたよ。
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ま、このばら、ご自由にお取り下さい的に配られていたのであり、自分で買い求めたものではないので、何だか若干の後ろめたさを感じましたが(笑)

その後、学校の教授でありStaatskapelleのメンバーであるR先生とちょっとだけお茶をして、その時ご一緒したツヴィッカウの劇場オーケストラメンバーの一人の方が、劇場の中を案内して下さるとのこと、喜んでついて行きました。
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劇場。

劇場は決して大きくありませんが、でもコンパクトさがあの街には丁度よいでしょうね。本当に人口も少ない、小さな街ですから。
舞台裏はDDR(旧東ドイツ)の雰囲気が色こく残っていて、味がありました。

カフェでシューマンゼクトとして売られている甘いシャンパンでシューマン像と乾杯(笑)
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それから、きっとシューマンもいく度となく訪れたであろうムルデ川のほとりでまったり。
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ムルデの流れは、とぷとぷとぷとぷ、大らかで、何だかとても豊かな気分になりました。
でも、ゆるやかな流れに見えるけど、カモのカップルが、漂流することができずにひたすら流されて、めちゃくちゃ焦っていました。顔が蒼白だった・・・
その後どうなったのかちょっと心配(笑)

またぷらぷらと街を散策しながら中央駅へ戻り、帰路につきました。
(ちなみにStaatskapelle Berlin のコンサートは当然というか何というか売り切れで、聴けませんでした。でも、まったく同じプログラムを数日前にベルリンでもやっており、それは聴いたので、良しとします。)

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ライプツィヒの駅って素敵。

日帰りの旅でしたが、とても満足。
こういう特別な日に、シューマンに「会えた」ことは、きっとずっと私の心に残るでしょう。

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よかったよかった。


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2000枚限定の記念硬貨を買いました。10ユーロとして使える(?)みたいです。使いませんが。





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【2010/06/08 23:59 】 | 音楽 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
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コメント
あはは おかしい。
思いはあっても 行動に移すことのむずかしさを物語ってるねー。

でも行った人だけがもらえるシューマンからのプレゼント!だったね。
【2010/06/09 10:32】 | URL | サカパ #-[ 編集] | page top↑
誕生日には訪れることはできませんでしたが、ツヴィッカウ、是非近いうちに行ってみたいと思います。
【2010/06/09 13:39】 | URL | まさ #-[ 編集] | page top↑
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