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ベルリン音楽祭 一日目
毎年9月に行われる、大々的な音楽祭、Musik Fest Berlin(ベルリン音楽祭)が始まりました。

2006年のこの音楽祭を開催中に、私はたまたま旅行でベルリンに来ており、
その際毎晩、夢のようなコンサートを軒並み聴き、
これは後に「ベルリンに住まないでどうする!」とうい衝動となり、
それから8ヵ月後には、ベルリンに来てしまっていた私。
だからこのイベントには思い入れもあって、毎年楽しみにしています。

今年はブーレーズがテーマになっており、彼の作品をまとめて聴くことができるほか、
彼も客演予定。

全ての公演は聴けないかもしれませんが、なるべくたくさんの公演を聴きたいと思っています。

今日は一日目。
ハンガリーの弦楽四重奏団、ケラー四重奏団によるJ.S Bachの「フーガの技法」。

バッハの最晩年の作品。

澄みわたったケラー四重奏団の響きも素晴らしいが、
やっぱり1時間半以上(休憩なしでした)たったひとつのシンプルな同じテーマで、
こんなにも多種多様、思わずわくわくしてしまうほどに充実した音楽を建設してしまう、バッハの偉大さにただただ打ちのめされるばかり。

最後は未完に終わっていて、次の音を予感させながらも、本当に突然曲が終わってしまうのだが、
バッハという人間が時代を超えて名をとどろかせ、尊敬され、
その、ある意味で永遠に続いている「終わることのない」彼の人生を象徴するようで、ある意味でしっくりくるというか、ある感動を覚えてしまう。
バッハの死も、ディミヌエンドではなく、勢いを失わない流れの途中のある瞬間に、蝋燭の火が消えるように、息をひきとったのではないか、きっとそうに違いない、そうであってほしい、などと考えました。

ちなみにこの最後の部分はあまりに有名な、BachのB,A,C,H(シ♭・ラ・ド・シ)のモチーフによるフーガだが、
このB,A,C,H、という、アンニュイさを含みながらも、終止を感じさせない、前向きなモチーフ、バッハの永遠を象徴するようで、好きです。





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【2010/09/02 23:00 】 | コンサート | コメント(4) | トラックバック(0) | page top↑
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コメント
たしかモーツァルトのレクイエムも
自筆部分はBACHで終わっていたような?
【2010/09/04 02:17】 | URL | ウメ #-[ 編集] | page top↑
>ウメさん
自筆部分は一応ラクリモーサの8小節目で終わっており、この部分にはB/A/C/Hの形はありません。ただ、ファクシミリ(自筆譜の写真)を見ると、この後も、音は空白のまま、小節線だけは引いてあったりして、たしか具体的な音は何も書いてなかったとは思うのですが・・・図書館にでも行ったらもう一度見てみます。一応「絶筆部分」は↑ということになっています。
ちなみにBachはB・A・C・Hのモチーフを、自分の「同意」「署名
」として、たくさんの曲の中でこっそり用いています。
【2010/09/04 07:58】 | URL | タヒチ #-[ 編集] | page top↑
昔、誰かの著作でそういうのを読んだ記憶があったので。

ググってみたら、こういうのを見つけました。
http://josquin.sakura.ne.jp/sb/log/eid595.html

バスパートの途中にBACHが出てくるって事?
【2010/09/04 08:28】 | URL | ウメ #-[ 編集] | page top↑
>ウメさん
なるほど、確かに断筆部分の少し前にBassにBACHの音があります。
意図的なんですかねえ。
【2010/09/04 21:01】 | URL | タヒチ #-[ 編集] | page top↑
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