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ウィーンフィル
おとといになってしまいましたが、ベルリンにウィーンフィルハーモニーがやってきました。
そうそうたる演奏家や団体が日常的にやってくるベルリンですが、
意外なのか当然なのか、ウィーンフィルはそう滅多にやってくるわけではありません。

これは聴かないわけにいかない!

18時半の当日券(立ち見席)めがけ、15時半にフィルハーモニーに行ったところ・・・

一番乗りでした

いやぁ、ちょっと気合いいれすぎちゃったかしら。

でも、場合によってはそんな時間から行列することも多いのです。

友達とお茶とおやつ片手に並んで、

当然というかなんと言うか、無事チケットを買うことができました。

指揮はロリン・マゼール。

曲はベートーヴェン田園、ドビュッシーの海、ラヴェル、ダフニスとクロエ 第二組曲。

とにかく最初の一音ですぐに思ったのは

「ベルリンフィルとぜんぜん違う!」こと。

あらゆる意味で完璧にコントロールされていて、気品があり、単純に音のひとつひとつがものすごく美しい。
ひとつの集団として、出る杭のないまとまり。
オーケストラの中で起こっていることも、力関係やコネクションも、ベルリンフィルと全然違う。
決して他人に押し付けることのない音楽。
ここに音楽がありますよ、聴きたい人は耳を傾けてくださいね、という、どこか余裕のようなもの。

もうほんとに、すべてがベルリンフィルとは間逆といっていいくらい、違うんですよ。
ベルリンフィルは、出る杭が権利を持ち、尊重されています。
その杭どうしがバランスをとりあうのです。
とにかくそれが本当におもしろい。

ウィーンフィルの響きは本当に天国的な響きでした。
でも、どこか、普段ベルリンフィルを聴きなれている耳には、退屈さをぬぐいきれませんでした。

ベルリンフィル、ウィーンフィル、それぞれの特徴は、まさにその街の特徴そのものだと感じます。
ウィーンという、歴史あり、情緒あり、繊細で気品ある文化、環境、人間。こじんまりした街。
ベルリンは、際限なく「個」が尊重され、たくさんの異なった人種、異なったいろいろな文化、それらの摩擦や化学反応で思いがけないものが生まれたりする。「何でもあり」というと語弊がありそうですが、そんな自由があります。

留学先を決めるとき、ウィーン、という選択肢も実は頭の中にありました。
でもウィーンに足を踏み入れる前に、ベルリンを訪れ、運命を感じるかのようにベルリンという街に惚れ込み、
迷いもなく来てしまったのですが、その直感も、間違っていたわけではなさそうだと考えています。たくさんの友達たちが、素晴らしい研鑽を積み、活躍しているウィーン。憧れもあるけれど、私にはベルリンが合っていたのかもしれません。

ただし、少し年を取ったら、もしかしたらあのウィーンフィルのような性格に憧れるようになるかもしれない、とも思いました。どうでしょうね。

ともあれ、ウィーンフィルという団体が、ある面でものすごく極められ、研ぎ澄まされた、とんでもない団体であることは確かです。
やっぱりすごいです、本当に。
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【2010/02/14 23:05 】 | コンサート | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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