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ベルリンフィル・ラトル・内田光子
14日日曜日、ベルリンフィルの演奏会に行ってきました。
この日は11時の公演。たまーにこういうマチネがベルリンフィルにもあります。
こういうときは楽員もみなスーツにネクタイ姿。
そんなときいつも思うのが、みんなとにかくすごくネクタイの趣味が良いこと!
良いですねえ。

さておき。

前々日にウィーンフィルを聴いたとはいえ、何を美しいと考えるか、まったく違う団体と認識ましたので、比べる気はありません。
よくあるような、「あなたはウィーンフィル派?ベルリンフィル派?」などという質問は、まったくナンセンスです。

とはいえ、私はフィルハーモニーでコンサートを聴くとき、ほぼ場所を決めています。
「意外にも」音が大変よく、かつオーケストラの中で起こっているコミュニケーションがとてもよくわかる場所なのです。
楽屋から直結しているため、立ち見ですが関係者が集まる場所でもあります。
座れるチケットを持っていても、私はあえてここに移ります。
ここでいつも聞くことで、私はいろんなことを考えることができます。

さて、曲はクルタークの「シュテファンの墓」、シベリウス4番シンフォニー、内田光子さんを迎えてのベートーヴェン「皇帝」。

クルターク、好きです。いつも聴いて退屈したことがありません。
シベリウス、この曲・・・好んでこの作品を取り上げる指揮者がいるでしょうか。
こういう曲をむしろ選るようにもってくるラトル。彼のこういうところが好きです。簡単に言えば、失敗を恐れない、というか。時々完全に「コケ」たりもする。でも価値があると思った音楽を、絶対に見捨てないこと。その純真さというか、無邪気さというか、そういう姿が、素敵です。評価なんてなんのその。本当はすごく気にしたりとかしてるかもしれないけどw
さてこのシベリウス、「魅せる」のが非常に難しいです。でもこのたんたんとした、息の長い作品、これはこのオーケストラでなければ、魅せることができないかもしれない、とさえ思いました。それで初めて、全景が見えた、そんな気がしました。魂なくこの曲を演奏するのは、非常に容易しょう。

内田光子さんは、この3週間の間に、ベートーヴェンのコンチェルト全曲を続けてベルリンフィルと共演、という、すごいプロジェクト中。
日本ではなかなか聴く機会のない内田さんですが、ベルリンでは本当に頻繁に聴く機会に恵まれました。
特に先シーズンはフィルハーモニーの「デジデンツ オブ ピアニスト」だったため、まとめて彼女の演奏を聴くことができました。
私は彼女のシューベルトの演奏が特に好きで、CDでだけですが、いつも憧れ。

いわずと知れた皇帝、一番最近に聴いたのは、やはりベルリンフィルの演奏会でのバレンボイムによるものでしたが、それとはまた当然前違うものでした、やっぱり。
私にとって彼女は本当に長い間、写真や録音でしか触れられない存在でした。
でもここに来てから、生の演奏と、楽屋裏でのピアノを弾かない内田さんを垣間見てきました。
本当に垣間見るだけだけど、そこから感じるものは「ああ、そういう姿だったのか」と何か納得。
彼女は日本語を話すことを非常に嫌うらしいですが、でもね、どこかすごく日本人らしいところがあるんです。
彼女にとってそれがネガティブな事柄かもしれないけど、私はそうは思いません。
「日本人だからこそ」という部分。私は感じます。
それから、音楽に対してめちゃくちゃにストイックな姿勢。
彼女の背中を見るたび、身が引きしまります。

次の4番をもってベルリン公演の後、それを持って旅に出ます。
聴けるかな。
楽しみ。
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【2010/02/16 06:10 】 | コンサート | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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